ホップステップ七福「ヒダカアヤのおめでた日記〜能書きブログ」

2008年11月11日

筑紫哲也氏追悼番組 ガンとの闘い500日〜を観て

TBSで放送された「筑紫哲也氏追悼番組 ガンとの闘い500日」を見入ってしまいました。

「力の強い者、権力に対する監視の役を果たし」
「ひとつの方向に流れやすいこの国の中で、少数派であることを怖れず」
「多様な意見や立場を登場させることで、社会に自由の気風を保つ」
〜Web多事争論より〜

彼の考えを100%肯定するわけではないのだけれど、地位や権力に迎合せず、「ジャーナリスト筑紫哲也」の精神と使命を貫き通した、その生き方は素晴らしい。

何よりも素晴らしいと思ったのは、彼のジャーナリズムの根底にあるものが「愛」であり「認めること」なんだなぁ〜ということ。(個人的見解ですが)

"ジャーナリストであること"や、"権力を監視すること"が目的ではない。
この国や人々への「愛」があればこその憂い。その憂いがあっての、権力へ対峙。

手段として彼は"ジャーナリスト"であったのだろうと。



今やマスコミだけでなく、我々のような一個人がインターネットという媒体を通じて、思いや考えを発信していくことができる時代。

問題視されている「一部のモラルないマスコミの在り方」は、一個人レベルにも当てはまります。

匿名で安易に誹謗中傷する人たち。
彼らを突き動かすものの根底に、果たして「愛」はあるのだろうか?

「無関心であること」も、愛の無さの一つなのかもしれない。


逆に見ると、「愛」や「スピリッツ」を持って、多くの個々人が発信していくことができたら、政治家やマスコミに委ねなくとも、筑紫さんが言う「ガンにかかった日本」が救われる道が開けるのかもしれない。。と思ったりするのであります。

というか、"細胞"である個々人が意識高く動くことでしか、ガンが治る術はないのかもしれません。


あきらめてはいけない。

筑紫さんが、最後まで癌の闘病記に書き綴っていた言葉です。


よし!私も志高くガンバロウ!!アセアセ

8/1「Web多事争論」での筑紫哲也さん最後の映像(Web多事争論サイトより)

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Posted by ヒダカアヤ at 22:54│Comments(4)うんちく・記録用
この記事へのコメント
自分も筑紫さん時代の、ニュース23は毎日みてました

昨日の筑紫さんの部屋の映像は、あ、もうこの世に筑紫さんは
いないんだ・・・って痛感しました


少数派であることを恐れずってコトバは、とても身にしみます

ふつーとか、みんながいってるからとか、多数決の原理とか
もちろん、民主主義なんで、多数決で色んな事をきめないといけないけど
、弱い人、少数派の意見を大事にしないのはいけないと思う

ほんとに強い人は、弱い人を守っていくべき


自分も強い人間になりたい=
Posted by mcふらっと at 2008年11月12日 14:41
まだまだ、生きて日本の座標軸となっていて欲しかったです。

愛がない世界は、無意味です。

合掌
Posted by ゴン at 2008年11月12日 15:56


一億人のマイノリティ
私もその一人です
でも、モノを言うマイノリティでありたいと思ってます
Posted by 反面教師 at 2008年11月12日 20:48
>mcふらっとさん
ホントそうですね〜
多数に迎合せず、本質を見て、自分で判断して発言できる人間でありたいっすね〜

>ゴンさん
そうですね!
強い方でしたが、ベースが笑顔でステキな方でしたね〜。

「愛」という言葉は、見ている人に伝わりづらいかもしれないのですが、とどのつまりは、やっぱり「愛」なんだよなぁ〜))と。
親子や家族って、世の中の縮図みたいに思えてなりません。


>反面教師さん

そうですね!
多数少数に関わらず、本質を見て、発展的にモノを言える人間でありたいと思います〜〜。
(私は自虐ネタがウリですが(笑))
あ、でも、発展的自虐己観デス))なんのこっちゃ))
Posted by ヒダカアヤヒダカアヤ at 2008年11月13日 01:43
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