2009年06月20日
農業体験〜田植え篇〜その2
田植え終了後、近所の農家の皆さんと一緒にお食事を。

おにぎり、チョー美味いです。やっぱココの米、美味い!!

最近、農業に何かとご縁があるヒダカでございます。
法人ではありませんが、このお米の市場価値をどうにか上げていきたいと考える、勘場さんのお話しを、興味深くお聞きしました。
熱く語る勘場さん。

彼は10年前までは、半導体などを作る職に就かれていたとのこと。
本棚の中には「物理」「ベクトル」「機械工学」など、なんやらビックリするくらい難しい理数系の書籍が山のようにありました))
このおっさん、タダモノじゃねーーー!!
前職では、価値や評価を数値化し、客観的に示すことを必要とされてきた勘場さん。
この地域の米の「美味しさの理由」や、「美味しい米を作るためのマニュアル」が全く存在しないことに疑問を感じたそうです。
「みんな、漠然と理由も知らず、言われたまんまやってんだよね〜」
もちろん気象に左右される農業。マニュアル化は難しい。
しかし、ご自身で毎朝水温を測ったりして調査を重ね、この土地の米が美味しい根拠などを少しずつ分析・立証されいるとのこと。
勘場さんはおっしゃいます。
ここは土地条件の関係で、圧倒的な数量を確保することは難しい。
であるのなら、徹底的に美味しい米づくりにこだわって、価値を高めないと。
更に商業ベースにのせるには、地域の農家がまとまるなどして収量の確保を行い、また農家間の品質レベルの差をなくし、高品質での足並みを揃えることも必要。
「勘場さんがリーダーシップをとって、この地区のブランドを図るべく体系化したらどうなんっすか?」
なんて、ヒダカ簡単に発言いたしましたが
農業というのは長い年月、地域と関わってきた産業であるが故に、自由に集団化〜とは簡単にはいかないのでしょうね。
更にこの辺は兼業農家さんばかりなので、モチベーションやスケジュールなどにも隔たりがある。
高齢化した農家さんの大半は、ご自身の息子さんには、農業を薦めないそうです。
後継者不足というより、農家さん自身が後継を断ってしまう実態にあるんですね。
何とももったいないハナシですが、それも農業が抱える厳しさであり、現実。
ただ、法人協会の元気な農家さんを多く見ている限り、皆さんリスクとご苦労をされつつも、勢力的に果敢にチャレンジ。
販売ルートの開拓にも積極的で、既成概念をとっぱらった、新たな道を切り開いていらっしゃる。
若手後継者の皆さん、新規就農者の皆さん、誇りを持って活き活きとお仕事しています。
諦めないで知恵と努力を続ければ、きっと道は開けるんじゃないかと思います。
こと農業に関しては、国の食料。
何をさておいても、国をあげて「育てるべき産業」です。
この勘場さん、実のところやる気マンマンとお見受けしました。
機械分野の第一線の技術職で培った知識と経験を活かしながら、この土地の米のブランド化を少しずつ具体化されていくのでしょう。
ヒダカアヤ、そしてHIKO氏。微力ながら、応援していきたいと思います。
ガンバレ!!日本の農業!!!

おにぎり、チョー美味いです。やっぱココの米、美味い!!

最近、農業に何かとご縁があるヒダカでございます。
法人ではありませんが、このお米の市場価値をどうにか上げていきたいと考える、勘場さんのお話しを、興味深くお聞きしました。
熱く語る勘場さん。

彼は10年前までは、半導体などを作る職に就かれていたとのこと。
本棚の中には「物理」「ベクトル」「機械工学」など、なんやらビックリするくらい難しい理数系の書籍が山のようにありました))
このおっさん、タダモノじゃねーーー!!
前職では、価値や評価を数値化し、客観的に示すことを必要とされてきた勘場さん。
この地域の米の「美味しさの理由」や、「美味しい米を作るためのマニュアル」が全く存在しないことに疑問を感じたそうです。
「みんな、漠然と理由も知らず、言われたまんまやってんだよね〜」
もちろん気象に左右される農業。マニュアル化は難しい。
しかし、ご自身で毎朝水温を測ったりして調査を重ね、この土地の米が美味しい根拠などを少しずつ分析・立証されいるとのこと。
勘場さんはおっしゃいます。
ここは土地条件の関係で、圧倒的な数量を確保することは難しい。
であるのなら、徹底的に美味しい米づくりにこだわって、価値を高めないと。
更に商業ベースにのせるには、地域の農家がまとまるなどして収量の確保を行い、また農家間の品質レベルの差をなくし、高品質での足並みを揃えることも必要。
「勘場さんがリーダーシップをとって、この地区のブランドを図るべく体系化したらどうなんっすか?」
なんて、ヒダカ簡単に発言いたしましたが

更にこの辺は兼業農家さんばかりなので、モチベーションやスケジュールなどにも隔たりがある。
高齢化した農家さんの大半は、ご自身の息子さんには、農業を薦めないそうです。
後継者不足というより、農家さん自身が後継を断ってしまう実態にあるんですね。
何とももったいないハナシですが、それも農業が抱える厳しさであり、現実。
ただ、法人協会の元気な農家さんを多く見ている限り、皆さんリスクとご苦労をされつつも、勢力的に果敢にチャレンジ。
販売ルートの開拓にも積極的で、既成概念をとっぱらった、新たな道を切り開いていらっしゃる。
若手後継者の皆さん、新規就農者の皆さん、誇りを持って活き活きとお仕事しています。
諦めないで知恵と努力を続ければ、きっと道は開けるんじゃないかと思います。
こと農業に関しては、国の食料。
何をさておいても、国をあげて「育てるべき産業」です。
この勘場さん、実のところやる気マンマンとお見受けしました。
機械分野の第一線の技術職で培った知識と経験を活かしながら、この土地の米のブランド化を少しずつ具体化されていくのでしょう。
ヒダカアヤ、そしてHIKO氏。微力ながら、応援していきたいと思います。
ガンバレ!!日本の農業!!!
2009年06月20日
農業体験〜田植え篇〜その1
"目指せ自給自足生活!!"の実地訓練として
、今年から少しずつ農業体験をしていこうというヒダカ家))
田んぼをお借りするえびの市勘場さんのお宅へ、"ヒダカ家米"の田植えに行ってまいりました))
本日快晴。自然が産み出す色合いは、街とは違うコントラスト。スバらしい。

えびのヒノヒカリは有名ですが、中でもメジャーなのは。京町付近の「まさき米」。
この勘場さんの地域は、まさき地区とは離れているものの、川の上流・朝夕の寒暖の差も激しく、何より土壌が田んぼに非常に適している土地だそうで、えびのでもカナリ上位ランクの美味しいお米が取れる地区らしいです。
ナント、魚沼コシヒカリで有名な新潟の魚沼と非常に似た土地条件らしい!
より大きな地図で えびの市大河平地区 を表示
本来、機械で効率よく植えていかれるところですが、一区画だけ残していただき、そこだけ手植えさせていただくことにしました。
それにしても、機械はカシコイなぁ〜〜

手植えの準備。
キレイに整列させるために、植えるラインにロープを貼ります。

田植え専用ロープなので、程よい間隔に目印になる金属が巻いてあり、その目印に従って苗を植えていきます。

横一列に並んで、一斉に植える。
一列植え終わったら、ロープの位置をずらして、また植える。。。の繰り返し。
ロープをずらす人、植える人、苗を渡す人。。。手作業だった昔は、地区の人たちが共同で田植えをしていたそうです。
また、手作業は手作業なりに、効率化を考えてるんだなぁ〜〜と感心します。
苗はこんな感じ。

泥に入る感覚は、なかなか楽しい。

というわけで、あっという間に田植え完了。

おもしれー!もっとやりたいー!!
ちょっと田植えしたくらいで、イッパシの農業やった気分になっている勘違いヒダカ。
まだまだ苦労しらずの箱入りムスメです))
日頃は、体は使わず、脳みそと手だけ動かす仕事。
一方今回の田植えに関しては、体を使いつつも、ある意味単調な作業の繰り返し。
対称的で、妙に新鮮でした。
ちなみに我が家の長男コウヘイ氏は、先週足を負傷し、今日は田植えに参加できず。
唯一はりきっていた「ロープ移動」の仕事を、途中で近所のおじさんに奪われてしまったらしいい))
「やらせてください」って言ったのに、おじさん聞いてくれんかったーー))
「それだけがオラにできる仕事だったのに・・・」

オラの叫びを聞き入れてくれなかった大人への理不尽さと、役に立てなかった悔しさで、途中から怒りモードに突入))
「役に立つこと」って、年齢を超え、本来誰しもが感じる「やりがい」なんだね。
それって、人間ならではの崇高な喜びだよね〜〜〜なんて、しみじみ思ってしまいました))
「役に立ちたい」という気持ちが彼の中に育っていることは、喜ばしきことで。
芽を摘まずに育まんといかんっすね。
いいぞ!コウヘイ。
人の役に立てる人間になれ!!
シリーズ:小四コウヘイ的名言(?)
「仕事を奪ったおじさんにも怒りを感じるし、怪我をしてたオラにも怒りを感じる」
学校で「怪我は自分のせいだろ?」と言われたことで、自分に怒りを感じているらしい小四のコウヘイ。
「怒りからは何も生まれないぞ。両者を許せ。」
なんて何とも説得力のないキレイ事を言う母。
それってどーなの??

田んぼをお借りするえびの市勘場さんのお宅へ、"ヒダカ家米"の田植えに行ってまいりました))
本日快晴。自然が産み出す色合いは、街とは違うコントラスト。スバらしい。

えびのヒノヒカリは有名ですが、中でもメジャーなのは。京町付近の「まさき米」。
この勘場さんの地域は、まさき地区とは離れているものの、川の上流・朝夕の寒暖の差も激しく、何より土壌が田んぼに非常に適している土地だそうで、えびのでもカナリ上位ランクの美味しいお米が取れる地区らしいです。
ナント、魚沼コシヒカリで有名な新潟の魚沼と非常に似た土地条件らしい!
より大きな地図で えびの市大河平地区 を表示
本来、機械で効率よく植えていかれるところですが、一区画だけ残していただき、そこだけ手植えさせていただくことにしました。
それにしても、機械はカシコイなぁ〜〜

手植えの準備。
キレイに整列させるために、植えるラインにロープを貼ります。

田植え専用ロープなので、程よい間隔に目印になる金属が巻いてあり、その目印に従って苗を植えていきます。

横一列に並んで、一斉に植える。
一列植え終わったら、ロープの位置をずらして、また植える。。。の繰り返し。
ロープをずらす人、植える人、苗を渡す人。。。手作業だった昔は、地区の人たちが共同で田植えをしていたそうです。
また、手作業は手作業なりに、効率化を考えてるんだなぁ〜〜と感心します。
苗はこんな感じ。

泥に入る感覚は、なかなか楽しい。

というわけで、あっという間に田植え完了。

おもしれー!もっとやりたいー!!
ちょっと田植えしたくらいで、イッパシの農業やった気分になっている勘違いヒダカ。
まだまだ苦労しらずの箱入りムスメです))
日頃は、体は使わず、脳みそと手だけ動かす仕事。
一方今回の田植えに関しては、体を使いつつも、ある意味単調な作業の繰り返し。
対称的で、妙に新鮮でした。
ちなみに我が家の長男コウヘイ氏は、先週足を負傷し、今日は田植えに参加できず。
唯一はりきっていた「ロープ移動」の仕事を、途中で近所のおじさんに奪われてしまったらしいい))
「やらせてください」って言ったのに、おじさん聞いてくれんかったーー))
「それだけがオラにできる仕事だったのに・・・」

オラの叫びを聞き入れてくれなかった大人への理不尽さと、役に立てなかった悔しさで、途中から怒りモードに突入))

「役に立つこと」って、年齢を超え、本来誰しもが感じる「やりがい」なんだね。
それって、人間ならではの崇高な喜びだよね〜〜〜なんて、しみじみ思ってしまいました))
「役に立ちたい」という気持ちが彼の中に育っていることは、喜ばしきことで。
芽を摘まずに育まんといかんっすね。
いいぞ!コウヘイ。
人の役に立てる人間になれ!!
シリーズ:小四コウヘイ的名言(?)
「仕事を奪ったおじさんにも怒りを感じるし、怪我をしてたオラにも怒りを感じる」
学校で「怪我は自分のせいだろ?」と言われたことで、自分に怒りを感じているらしい小四のコウヘイ。
「怒りからは何も生まれないぞ。両者を許せ。」
なんて何とも説得力のないキレイ事を言う母。
それってどーなの??
