ホップステップ七福「ヒダカアヤのおめでた日記〜能書きブログ」

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Posted by みやchan運営事務局 at

2008年10月20日

最終日〜性善説の国"台湾"〜

10/19。太平洋SOGO忠孝館の年2回のイベント「日本和風節」〜秋〜最終日。
10/5に台北入りしてから、ナント15日目。今回は半月以上のスティなんだわ。。

睡眠時間1時間。かなりヘロヘロ。しかし在庫をできるだけ売りたい!!
気合い入れて早めの会場入りで臨みました。

最終日の割には、比較的人が少ない。
台湾も不況だそうで、例年よりも厳しいようです。

今日の昼間のバイトは19歳の女の子。
彼女がうちのブースを手伝ってくれるのは2回目で、ホンワカした"今時の女の子"〜〜って感じです))

まだウチの商品のアピールの仕方が掴みきれていない通訳さんですが、もう最終日なもんで、後がない!
改めて彼女に商品の特徴やPRポイント、ターゲット層(親子やカップル、若い層)を説明。
更に似顔絵実演時以外は、ヒダカが売り場に立ってお客さまにセールス。
それを彼女に訳していただくことにしました。

幸い、気前よく買ってくださるお客様に遭遇したので、作戦成功))
昼の部は比較的好調な滑り出しでした。


このイベントで各ブースについてくれるバイトさんは、原則は「通訳」。
なので、仮に売り方が悪かったり通訳業務以外のことをしないからと言って、本来は、文句をいう筋合いではない。

しかし、直接現地のお客さんに説明できるのは通訳さんなので、彼ら彼女らのモチベーションや説明の仕方・テクニックで、売れ行きはグンと変わります。
彼らにいかに頑張っていただくようナビゲートするかも、業者の知恵のしぼりどころのようです。

基本的にSOGOさんがバイトさんを雇ってくださるので助かります。
しかし一部の常連業者さんは、販売の上手い現地の馴染みの通訳さんを、敢えて自分で販売員として雇ってつけているところもあるようです。

通訳のバイトの人たちは主に20代。19歳の子もいます。みんなとても素直で慕ってくれて、いい子たちばかりです。
転職や兵役後で、定職へ就く前の人たち、また大学生や専門学校生もいます。

※台湾の男子には1年の兵役があるそうです。
その間ドップリ「国や公共のために働くこと」に従事するので、愛国心や社会性を身につける貴重な経験になっているようです。

日本では第九条や戦後の国際的ポジションから、兵役を国民の義務にすることは難しいでしょう。
もちろん兵役が戦争へ誘導することはあってはなりませんが、「自国を自力で守ること」、また「愛国心を育てること」は、国にとっては生命とも言える大切なことだと思うのです。
もちろん台湾は「国」ということに対し、意識せざるをえない状況にあるのでしょう。
無責任なことを言ったらお叱りを受けそうですが、台湾の若者の意識の高さを見る限り、「兵役が一概に悪いとは言えないなぁ〜」とも感じました。

いい意味でも悪い意味でも「ヘイワな国・ニッポン」です。


また、台湾という国は「性善説」が通る国だとも思いました。

以前、Tさんと「性善説」と「性悪説」について語ったことがあるのですが(なんでそんなこと語ってるんだ!?(笑))、「性善説が通る世の中であってほしい」というヒダカの意見に対し、Tさんは
「基本的に人間・動物は『性悪説』なんだ。大前提として悪いことをする要素を持っている。それがベースだから善いことに価値がある・貴重なことなんだ」というようなことをおっしゃていました。
確かに、そのとおりだと思いました。

しかしこの台湾は、信じられなくくらい人が良いが多い。治安も良い。
老若男女問わず、大らかで、ほんと親切です。
いい意味で「日本じゃありえね〜〜」と思うことが何度もありました。

人間・動物が基本的に「性悪説」だとするならば、この「性善説の国・台湾」は、理性的で、精神的にとても進んだ国だと思うのです。

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ハナシは戻り、最終日。

3月のCITY SUPERの時からのお客様がまた来てくだり、「お昼を一緒に食べに行こう」と下のフロアーで天ぷらをご馳走になりました。
ディオールの口紅もプレゼントに!実は先週もパンやドリンクを差し入れしてくださいました。
ほかにも、似顔絵を描いてさしあげたお客様から、メールを沢山いただきました。
ほんとありがたいです。

夜のバイトは陳さんだったのですが、周さんも来てくれて、一緒に販売を手伝ってくれました。いいヤツだー!

夜は途中から写真撮影会みたいになって、会場内アチコチでスタッフや日本からの業者さん、バイト君たちが記念撮影を行っていました。大らかなSOGOさんです(笑)

また周くんはじめ、ウチの担当ではなかったバイトの子たちからも沢山のお土産をいただきました。
みんなお金ないだろうに。。。うぅぅ。。すまんです。

後かたづけの時は、なるみ・マイルご夫妻も来てくれて、周くん、陳くんも勤務時間外なのに、後かたづけ〜荷物の運び出しまで手伝ってくれました。もうお母さん泣いちゃうよー!!

更になるみちゃんマイルさん陳くんは、ホテルまで車で荷物を運ぶお手伝い!謝謝!
その後、呉ちゃんは、彼氏と一緒にホテルまでお土産(記念タバコ)を届けにきてくれました。謝謝!

なるみちゃんマイルさん、いつもバタバタでスミマセン。翻訳ありがとー!!


陳くんありがとー!



一方、inoさんとなるみちゃんが、日本展などの催事以外でも、ホップステップグッズを台湾でも販売できないか。。と、イロイロ画策してくださっているようです))
inoさんは「次はシンガポールだ!」と張り切っています(笑)
パワフルなお二方、とても頼もしいです(笑))感謝!!


未熟なホップステップ七福ブランドは、改めて資金調達と商品開発から始めねばなりませんが、まだまだ可能性は無限大です。

これはinoさんともよく話すのですが、
「海外は観光旅行で行くよりも、ビジネスで行った方が断然オモシロい!!」
単なる旅行だけでは見ることの出来ない風土や文化、ナント言っても"人々との関わり"がオモシロイ!。
採算性度外視してでも、一度はビジネスで行ってみる価値がありますよ(オイオイ(笑))

この未熟なホップステップ七福ブランドが、我々にとっての世界への足がかりとなり、未熟だからこそ、とてつもないワクワク感と可能性を与えてくれているようにも思えてきました。

まだまだ経費や税金の支払いに日々窮々としておりますが(笑)、やっぱり
「ホップステップ七福を始めてよかったなぁ〜」と改めて思います。

今回は参加できなかった141ちゃんにも改めて感謝します。
留守中のオーダーの手続きや配達など、フォローしてくれてありがとう。
次回があれば、ぜひ一緒に行きたいです。


そして、しつこいですが、改めてお礼をば。。

農業法人協会の皆さま、杉田さん、高峰さん、田中さん、横山さん。
SOGOの皆さん。
CITY SUPERの皆さん。林会長。
イロイロご指導くださった花山さん。
台湾の輸入商社のスーリン、チャーリー。
何度も足を運んでくださったお客様。
なるみちゃん夫妻。
通訳のみんな。周くん・陳くん・呉さん・かずなちゃん・ギャリー。
催事初参加の私に、イロイロ助言をくださったコルクハウスなずなの富沢さん。
不在中、宮日新聞の漫画の担当をまとめて引き受けてくださった、山田さん。
ブログで励ましてくださった皆さん。
inoさん、家族のみんな。
そのほか、応援支援していただいた皆さま。
ホントありがとうございました。

謝謝你!
  

Posted by ヒダカアヤ at 02:37Comments(9)台湾販売レポート