2009年03月02日
シンガポール日記Ver3〜HOPSTEPとして
昨年からオリジナルブランド商品で、海外での販売にトライさせていただいてきたHOPSTEPですが、今回農業法人の皆さんと一緒に売り込みをしていて感じたこと
「イカン!!」
昨年から商業制作を再開し、オリジナルブランド業に集中できない状況の今、私はこの先このプロフェッショナルな人たちと肩を並べて何を売ろうというのだろう。。。
そもそも、昨年台湾でのフェアの初参加に向けた商談の際、バイヤーさんにどこを気に入られたかと言うと
「インパクト」「キャッチ力」
展示販売会場を活気づけるビジュアルとパフォーマンスだったわけで、HOPSTEPが求められた部分って、ソコだったんんだよなー。
にも関わらず、我が独自ブランド路線に固執していたので、我がブースは目立っていたものの、全体とのバランスを全く無視しており、結果として全体のキャッチには貢献できていなかったのであります。
ただ我が商品を売ろうとすると、我がブース装飾や販促の準備だけでイッパイイッパイになるのも事実。
そこで今年は思い切って、目的を「我が商品を売る」から「フェア全体の商品を売る」にシフトしてみようと思うようになりました。
HOPSTEPのウリである「キャッチ力」を活かしつつ、この職人さんたちのこだわりや、商品の素晴らしさを伝える。
自由に試すエリアは残したいので、コラボレートによる商品開発も引き続き緩やかに行い、商品自体のキャッチ力アップと間接的に生産者のブランドアップにもトライしていこう思います。
要は個々が独自ブランドだけで完結しようとしないこと。
個々の良さをしっかり主張しつつも、フェア全体の一部として、相乗効果となって全体が活気づく(=売上げがあがる)しくみをつくることが大事なんだろうな。
私たちが自身が、昨年体験した経験や、各国のニーズを目で見たり耳で聞けたことは、何よりの財産です。
加えて、デザイン・イラスト・映像・文章という我々の武器を使って、プロフェッショナルな職人技や熱い想い・商品の魅力を伝えることができたら、それはそれでスゴいんじゃない?
というか、結局はそういう流れにあったのかー。
それが今の『ホップステップ世界進出』でやるべきことなんだなぁ〜〜と思ったら、妙にHITしてしまいました。
そのために必要な勉強をもっとしなくては!!
販促物のディレクションをというお話しは、以前から農業会議の杉田さんやいのいのさんにも言われていたことではあるのですが、ヒダカ自分で体験して痛感しないと、動かないワガママな人間なもんで(笑)。。。スミマセン!!
個人的にも、色んな文化の刺激を受け、ヒダカアートに還元できたら、それはそれですごいメリットです。
人生、なるようになるもんだな。
予想つかないからオモシロイもんだなぁ〜〜。。なんてことをしみじみ感じたシンガポール旅行なのでアリマシタ))
「イカン!!」

昨年から商業制作を再開し、オリジナルブランド業に集中できない状況の今、私はこの先このプロフェッショナルな人たちと肩を並べて何を売ろうというのだろう。。。
そもそも、昨年台湾でのフェアの初参加に向けた商談の際、バイヤーさんにどこを気に入られたかと言うと
「インパクト」「キャッチ力」
展示販売会場を活気づけるビジュアルとパフォーマンスだったわけで、HOPSTEPが求められた部分って、ソコだったんんだよなー。
にも関わらず、我が独自ブランド路線に固執していたので、我がブースは目立っていたものの、全体とのバランスを全く無視しており、結果として全体のキャッチには貢献できていなかったのであります。
ただ我が商品を売ろうとすると、我がブース装飾や販促の準備だけでイッパイイッパイになるのも事実。
そこで今年は思い切って、目的を「我が商品を売る」から「フェア全体の商品を売る」にシフトしてみようと思うようになりました。
HOPSTEPのウリである「キャッチ力」を活かしつつ、この職人さんたちのこだわりや、商品の素晴らしさを伝える。
自由に試すエリアは残したいので、コラボレートによる商品開発も引き続き緩やかに行い、商品自体のキャッチ力アップと間接的に生産者のブランドアップにもトライしていこう思います。
要は個々が独自ブランドだけで完結しようとしないこと。
個々の良さをしっかり主張しつつも、フェア全体の一部として、相乗効果となって全体が活気づく(=売上げがあがる)しくみをつくることが大事なんだろうな。
私たちが自身が、昨年体験した経験や、各国のニーズを目で見たり耳で聞けたことは、何よりの財産です。
加えて、デザイン・イラスト・映像・文章という我々の武器を使って、プロフェッショナルな職人技や熱い想い・商品の魅力を伝えることができたら、それはそれでスゴいんじゃない?
というか、結局はそういう流れにあったのかー。
それが今の『ホップステップ世界進出』でやるべきことなんだなぁ〜〜と思ったら、妙にHITしてしまいました。
そのために必要な勉強をもっとしなくては!!
販促物のディレクションをというお話しは、以前から農業会議の杉田さんやいのいのさんにも言われていたことではあるのですが、ヒダカ自分で体験して痛感しないと、動かないワガママな人間なもんで(笑)。。。スミマセン!!
個人的にも、色んな文化の刺激を受け、ヒダカアートに還元できたら、それはそれですごいメリットです。
人生、なるようになるもんだな。
予想つかないからオモシロイもんだなぁ〜〜。。なんてことをしみじみ感じたシンガポール旅行なのでアリマシタ))
2009年03月02日
シンガポール視察Ver2〜農業法人の人たち
今回のシンガポール旅行で、何より大いなる刺激を受けたのは、農業経営者の人たちとのコミュニケーションでした。
◆今回のツアーは女性だったので、より密接に触れ合えたこと
◆販売展示会ではなく、視察旅行だったこと。。。
道中リアルなお話しを沢山聞くことができたのは、ヒダカ的には何よりの刺激と収穫でした。
今回参加された農家さんは、
トマト農園を営む河野農園・河野さん
養豚業を営む、協同ファーム・日高さん、はざま牧場・はざまさん、永峰養豚場・永峰さん、
お茶農園を営む大塚園・大塚さん鍋島さん
皆さん、夫婦・家族ぐるみで農業を営んでいらっしゃいますが、加えて「法人」として多くのスタッフさんを雇用。
生き物を扱う・気候に左右される難しい職業にも関わらず、法人というリスクに挑戦する人たち。
その意気込み・苦労はハンパない!!
彼らのこだわりっぷりは知っているつもりだったのですが、こんなにジックリお話しする機会は初めてだったので、「改めて目からウロコ」でした。
スゴいリスクにも関わらず、敢えてJAの保護のもとから離れ、依存せず自力を高め果敢に攻めようという姿は、
まさに「シンガポールのごとし」。
成長する理由は何より、こだわりゆえの「商品力」がスバラシイからなのだと思います。
それが少しずつ理解され、ファンが根付いているからなんでしょうね。
しかし優れた食材でも、海外への新規販路開拓は一筋縄ではいきまへん。
日本国内からは、各県輸出に力をいれようと売り込み三昧。
高級百貨店では、毎月のように「北海道フェア・九州フェア」をはじめとする、各県ご当地フェアが開催されています。
加えて海外では、世界各国の商品と競合。
商品が良いのは大前提として、売るためには どう差別化していくか。
目に留まり、いかに「買いたい」と思っていただくか。
宮崎という看板ではなく、別の強みを活かしたキャッチ力。
強みを活かしつつ、現地のニーズにHITするもの。
持続させるためには、安易にキャッチすればいいというわけでななく、商品の本質をついたもの・偽りのないもの。
最終的に、ブランド力を高めるもの。
そのポイントはなんだろう???
外国に対する興味の要素を探ると、そこは「異文化」であり「らしさ」だったり。
道中や帰りの飛行機の中、悶々と考えました。
たどりついた一つのキーワードが。
「日本の繊細な職人技」
ヒダカ的には、そこじゃないかと。
彼らが作り出すものは、繊細な職人技の賜物なのであります。
そこを伝わりやすいレベルまで落とし込み、分かりやすく表現する。
受け手にとって、何がメリットなのかという実質的なメリット感も必要。
地味すぎると海外では伝わりづらいしキャッチ力も弱い。
日本らしさを追求しつつ、その土地に、より受け入れられやすいよう若干の着色。
「キャッチ」としての役割を果たしつつ、繊細さと高級感をかもしだすもの。
キターーーー!!!!
一つアイディアが。
明日、台湾のバイヤーさんが来られるので、一案作ってみて、反応を聞いてこようと思います!!
改めてデザインってオモシロイ。
新境地の開拓で、新たな技を導入せんといかん。
私自身が職人として関わらんとイカン!!
よっしゃ!やるぞ!!
ガンバロウ!
◆今回のツアーは女性だったので、より密接に触れ合えたこと
◆販売展示会ではなく、視察旅行だったこと。。。
道中リアルなお話しを沢山聞くことができたのは、ヒダカ的には何よりの刺激と収穫でした。
今回参加された農家さんは、
トマト農園を営む河野農園・河野さん
養豚業を営む、協同ファーム・日高さん、はざま牧場・はざまさん、永峰養豚場・永峰さん、
お茶農園を営む大塚園・大塚さん鍋島さん
皆さん、夫婦・家族ぐるみで農業を営んでいらっしゃいますが、加えて「法人」として多くのスタッフさんを雇用。
生き物を扱う・気候に左右される難しい職業にも関わらず、法人というリスクに挑戦する人たち。
その意気込み・苦労はハンパない!!
彼らのこだわりっぷりは知っているつもりだったのですが、こんなにジックリお話しする機会は初めてだったので、「改めて目からウロコ」でした。
スゴいリスクにも関わらず、敢えてJAの保護のもとから離れ、依存せず自力を高め果敢に攻めようという姿は、
まさに「シンガポールのごとし」。
成長する理由は何より、こだわりゆえの「商品力」がスバラシイからなのだと思います。
それが少しずつ理解され、ファンが根付いているからなんでしょうね。
しかし優れた食材でも、海外への新規販路開拓は一筋縄ではいきまへん。
日本国内からは、各県輸出に力をいれようと売り込み三昧。
高級百貨店では、毎月のように「北海道フェア・九州フェア」をはじめとする、各県ご当地フェアが開催されています。
加えて海外では、世界各国の商品と競合。
商品が良いのは大前提として、売るためには どう差別化していくか。
目に留まり、いかに「買いたい」と思っていただくか。
宮崎という看板ではなく、別の強みを活かしたキャッチ力。
強みを活かしつつ、現地のニーズにHITするもの。
持続させるためには、安易にキャッチすればいいというわけでななく、商品の本質をついたもの・偽りのないもの。
最終的に、ブランド力を高めるもの。
そのポイントはなんだろう???
外国に対する興味の要素を探ると、そこは「異文化」であり「らしさ」だったり。
道中や帰りの飛行機の中、悶々と考えました。
たどりついた一つのキーワードが。
「日本の繊細な職人技」
ヒダカ的には、そこじゃないかと。
彼らが作り出すものは、繊細な職人技の賜物なのであります。
そこを伝わりやすいレベルまで落とし込み、分かりやすく表現する。
受け手にとって、何がメリットなのかという実質的なメリット感も必要。
地味すぎると海外では伝わりづらいしキャッチ力も弱い。
日本らしさを追求しつつ、その土地に、より受け入れられやすいよう若干の着色。
「キャッチ」としての役割を果たしつつ、繊細さと高級感をかもしだすもの。
キターーーー!!!!
一つアイディアが。
明日、台湾のバイヤーさんが来られるので、一案作ってみて、反応を聞いてこようと思います!!
改めてデザインってオモシロイ。
新境地の開拓で、新たな技を導入せんといかん。
私自身が職人として関わらんとイカン!!
よっしゃ!やるぞ!!
ガンバロウ!