ホップステップ七福「ヒダカアヤのおめでた日記〜能書きブログ」

2011年06月30日

仕事と社会と幸せと

仕事の目的として「己の生活の糧」や「己の自己実現」が掲げられますが、

第一義は「世の中の役に立つこと・貢献すること」であり、

それをできた結果として

「己の生活の糧」や「己のやりがい」は、後からついてくるものなんだと、改めて考える今日この頃。


でも、分かっていてもこれを貫くのはなかなか難しいことで、社会貢献を大義としていても、実態は「自分の生活のため」「自分の会社のため」となってしまいます。

みんな生活があり、生活するにはお金が必要なので、「生活のための仕事」が第一義となってしまうのも仕方ない世の中です。

私だって、生活と大義との葛藤の日々です。


でも、本来、後からついてくるべきものが、目的の筆頭に来ちゃうから、この世の中おかしくなっちゃうんじゃないでしょうかね。

それが社会を窮屈にしていき、結果として、個人の生活をも苦しめていくことになっているような気がしてなりません。


今や、公職である政治家ですら保身に走る始末です。

マスコミも、ジャーナリズムより収益です。

この二者の在り方はよく批判されますが、社会全体がそうなってんだから、責めることなんてできません。

生活していかねばならないのはみんな同じで、改めるべきは自分です。



子どもへも「職業とは、自分が生活していくため」みたいな認識を植え付けるので、

就活をしている学生さんも、就職は「自分のため」と考える人が大半だと思います。

本来 "社会を考えて働く人"の方が、良い仕事・良い働きをするから、良い仕事にも巡り合うはずなのに。


消費においても、世の中のことを考えてお金を使うと、きっと経済は回り出します。


「社会のため」を主において考えるようになると、結果として、みんなが食えるような世の中になるように思うのです。

キレイ事でしょうかね(笑)

でもきっと人間の社会は、優れた倫理観の中でこそ快適であり

キレイ事を忘れると、生きにくい世の中になるんだと思います。

民主主義や、市場経済社会であればこそ尚更。。。です。

そもそも民主主義や市場経済なんていう"自由"を前提とした社会は、倫理的に生きれる民族でしか成り立たないしくみなんでしょうから。



まぁこれは、いつか作品で具体的に示したいと思いますし、

正義と思うからには、自分の生き様をもって、正義を示さなアカンなと思います。

気合い入れて生きなあきまへんなーーー




Posted by ヒダカアヤ at 08:25

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