ホップステップ七福「ヒダカアヤのおめでた日記〜能書きブログ」

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Posted by みやchan運営事務局 at

2010年11月24日

大陸紀行 その2 (天津編)

日が明けて、仁川から天津へ。


約一時間半で到着。

いやー大陸デカイっ酢。車で走っても走っても山が見えません。そしてエラく乾燥しています。

(この辺の写真を撮っておらず。残念)

道路は整備されて立派でしたが、交通マナーはかなりルーズで、車線を気にせず、車が反対車線まで平気で乗り出してきたり、歩道を走ったり。
「ドケドケー」とパトカー風サイレンを鳴らしながら走る車もあったり、片側3車線の広く交通量の多い道路でも、信号のないところも辺り構わず歩行者がのんびり横断したり。
なんつーか、ちょっとくらいじゃ動じないカンジは、結構ファンキーYに映りました。(どこか大阪っぽい?)


天津市街はすごく都会でした。



省に属さない国の直轄市。北京から新幹線で1時間くらいに位置する 中国北方最大の対外開放港だそうです。
TOYOTAの工場があり、名古屋との結びつきは密らしいですが、ビジネスや貿易中心の都市なので、日本からの観光客はほとんどいないそうです。
観光客の大半は韓国人。在住者は日本人3千人に対し、韓国人が3万人。

ここ4〜5年で急速に近代化が進んだとのことで、自転車だらけの光景ではなく、沢山の新しい車と高層ビルが立ち並ぶが大都市でした。


空中は黄砂が飛び交い、モヤって遠くを見渡せません。空気の澄んだ日本から来た人は不安になる人も多いとか。


こちらはマンション。


新しく建つ建物や家は西洋風。橋はセーヌ川の光景を真似したそうです(汗)
街行く人のファッションも、日本と全く変わりませんー

土地の狭い日本や台湾ならまだしも、広大な土地があるのに高層ビルにする必要はあるのかな?と思うのですが、高層ビルは近代化の象徴なのでしょうか。


それにしても、近代化すると、どうしてみんな東京みたいになっちゃうんでしょうかねー

異文化感を楽しみに旅に出るのに、世界中が同じような景観になっていくのはやはり残念です。

それぞれ独自の文化があったでしょうに、せっかくの景観を画一化していく姿は、安易に見えます。

近代化という気流の中で、欧米的・西洋的になることが「美」「強」「豊」とみなされきたのでしょうかね。

我が日本を振り返ってもやはり同じことで、どこ行っても同じ景観。日本らしさが残っているのは、観光地くらいです。

という我が生活も、家はガルバリウム。木造なのは良いですが、もっと和風にすりゃーよかったと思ったのは建てた後。アセアセ

物事、時間軸・地理軸的にマクロで見ないと、何が大事かということを見失いますなぁ。


近代化した都市がどんどん画一化され、いずれ世界中がどこでも似たような街並やファッションになった時、

価値あるものは、独自性のある文化ですよ。間違いなく。

(ということで、やっぱオイラも着物を着ることにします(笑))

ご近所の伝統職人さんにも、改めて敬礼(笑)


気づけばすっかり西洋文化に取り込まれちまってますー

西洋マジックにかかってますぜ。しっかりしましょうゼ!アジアの皆さん!

なーんてワシもかーアセアセアセアセ


さて、天津に僅かに残る 「異文化感」を求め、観光商業街へ。





屋根と壁の間には、こんな絵がずら〜〜っと描いてあって、めっちゃ贅沢でっせ。


こんな手間のかかるものは、非合理だーーと街からどんどん消え去ってしまうのでしょうかねー。


近くのお寺へ。



門の壁画。昔はこんな街並だったのでしょうかね〜。タイムスリップしてみたい。



一生懸命拝む人が沢山いました。


三国志に出てくる「関羽」。三国志の中で一番人気があるそうです。


こちらも観光用の食品街。



これは天津名物の「麻花」。長崎名物の「よりより」は、天津からの伝来だそうです。


コチラ様はどこに行ってもありますなぁ〜




長くなったので、次回へつづく。  

Posted by ヒダカアヤ at 00:15Comments(0)大陸紀行